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ちりめん本

ちりめん本 -欧文草双紙-

「ちりめん本」は、本に使われている和紙が着物や風呂敷に使われる絹のちりめんに似た凹凸がある本のことで、明治時代から昭和の初めころに発行されました。ちりめん本の呼称は、しなやかな手触りが特徴の紙に由来します。

ちりめん本の内容は、日本の昔話や年中行事、職人、植物など日本独自の伝統文化が英語やフランス語、ドイツ語などの外国語で記述されています。当初は平紙に印刷された日本人向けの語学教材でした。後に外国人向けの土産物としてちりめん紙に印刷され、外国人が宿泊するホテルのみやげ物売り場や海外で売られました。

ここでは福生市郷土資料室が所蔵するちりめん本のうちで、日本昔話シリーズの英語版を紹介します。

No. 表紙 タイトル サブタイトル
1 桃太郎 日本昔噺第1号「桃太郎(ももたろう)」英語版
2 舌切雀 日本昔噺第2号「舌切雀(したきりすずめ)」英語版
3 猿蟹合戦 猿蟹合戦 日本昔噺第3号「猿蟹合戦(さるかにかっせん)」英語版
4 花咲爺 日本昔噺第4号「花咲爺(はなさかじじい)」英語版
5 勝々山 日本昔噺第5号「勝々山(かちかちやま)」英語版
6 ねずみの嫁入り 日本昔噺第6号「ねずみの嫁入り(ねずみのよめいり)」英語版
7 瘤取 日本昔噺第7号「瘤取(こぶとり)」英語版
8 浦島 日本昔噺第8号「浦島(うらしま)」英語版
9 八頭ノ大蛇 日本昔噺第9号「八頭ノ大蛇(やまたのおろち)」英語版
10 松山鑑 日本昔噺第10号「松山鑑(まつやまかがみ)」英語版

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