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企画展示「武州下原刀の世界」

武州下原刀は、武蔵国多摩郡の下恩方村・横川村・慈根寺村など、現在の八王子市内に散在した下原鍛冶が作った刀剣類です。下原鍛冶は武州唯一の刀工集団で、室町時代から安土桃山時代には後北条氏の、江戸時代に入ると徳川家の庇護を受けてその御用を勤めました。

福生市郷土資料室では武州下原刀を多数所蔵しています。この多くは平成11年に文化庁から全国の公立博物館・美術館に譲与された赤羽刀といわれる刀剣類です。郷土資料室ではこの中から武州下原刀を中心に研磨、修理を行っています。

今回の展示会では郷土資料室で所蔵する武州下原刀とともに、個人所蔵の貴重な資料も同時に展示します。また刀剣の製作工程に関する資料も展示します。多摩地域で製作された刀剣の数々を是非ご覧下さい。
なお、期間中に一部資料の展示替えを行います。

開催期間:2015年10月3日(土)〜11月23日(祝)
     前期 2015年10月3日(土)〜10月25日(日)
     後期 2015年10月27日(火)〜11月23日(祝)

休館日:月曜日(10月12日、11月23日は開館)、10月13日(火)

場 所:福生市郷土資料室

お問合せ:郷土資料室(530-1120)

鎮國至宝 新刀銘鑑

鎮國至宝 新刀銘鑑

武州住康重 (安土桃山時代・脇指)

武州住康重(安土桃山時代・脇指)

 

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