資料に見る福生のあゆみ

民俗

ミキノクチ

 ミキノクチはお正月の縁起物です。お神酒の徳利の口に飾ることからこの名があります。福生市のミキノクチは竹・紙・麻ひもで作られています。タカラブネやオモトなどミキノクチには数々の種類があり、この製作技術は福生市無形民俗文化財に登録されています。古くから伝わる伝統技術です。

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膳椀倉の道具

 膳椀倉とは、婚礼や葬式、法事など、人を招いて行なう行事に使う大人数分の食器や道具をしまっておく倉のことです。地域の人びとが共同で使用していました。この資料は倉の中に納められていた婚礼用の道具の一部です。戦後、生活様式の変化に伴い、昭和40年代には膳椀倉の道具はほとんど使われなくなりました。

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多摩川の漁具

 多摩川の中流域にある福生市は、古くから川漁が行なわれていました。なかでも鮎は、江戸時代には将軍へ上納する御菜鮎として、また江戸への主要な商品として重要な魚でした。この漁具は昭和初期まで多摩川で使用されたものです。昭和32年(1957)、小河内ダム完成以後は、多摩川の水量が減り、川漁は衰退しました。

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