福生の人物

橋本孝蔵(はしもとこうぞう) −福生青年団活動に尽力−

 大正4年(1915)、福生に生まれた橋本孝蔵は、府立二中(現立川高校)3年生のときに福生村青年団第五支部に入団します。当時の青年団では相互の教養を高めるための読書会や運動会、演芸会などが盛んに行われていました。昭和14年(1939)、青年団長となった孝蔵も青年団活動に尽力しましたが、戦争のため青年団は昭和16年に解散しました。

 昭和20年11月、孝蔵の呼びかけにより戦後の新しい青年団が結成されます。翌年には、福生・熊川の青年団が合併して福生青年団が結成され、孝蔵は初代団長として演劇活動や文学サークル「あかざ」の運営など、戦後の青年団の中心となり活躍しました。

 孝蔵は戦時中の昭和20年4月から福生町役場に勤め、後年は収入役を務めました。そのかたわら、福生市天王ばやし保存会を結成してその復活と伝承につとめるなど、地域の文化活動にも尽力し、文化財保護につとめました。平成元年(1989)11月、勲五等瑞宝章を受章しています。

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